2016年にGoogleAdwordsの拡張テキスト広告がリリースされて久しいですが、これに代わる新フォーマットの広告が米国などでリリースされました。

その名も、レスポンシブ検索広告です。

※2018/9/28追記:レスポンシブ検索広告が日本でもリリースされましたので新しい記事を執筆しました。

以下も合わせてご参照ください。

 

レスポンシブ検索広告とは

ヘルプページの文言を抜粋すると以下の通りです。

レスポンシブ検索広告を使用すると、より多くのテキストと関連性の高いメッセージを顧客に表示するための広告を作成できます。反応的な検索広告を作成する際に複数の見出しや説明を入力すると、時間の経過とともに、AdWordsはさまざまな組み合わせを自動的にテストし、どの組み合わせが効果的かを学びます。広告のコンテンツを潜在的な顧客の検索語句に近づけるように調整することで、反応性の高い検索広告がキャンペーンの掲載結果を向上させる可能性があります。

上記を見る限り、レスポンシブの名が示す通りユーザーの検索クエリなどに応じて最も効果の高いことが想定される広告が逐次テストされるようなイメージのフォーマットとなります。

これまでの拡張テキスト広告が広告文を決め打ちで作成して掲載するのに対し、レスポンシブ検索広告ではあらかじめ登録しておいた複数のタイトルや詳細文を組み替えることで最適な広告文を動的に作成してくれるというわけです。

あくまで海外でリリースされている画面キャプチャになりますが、実際の広告文登録画面は以下のようなイメージとなります。

レスポンシブ検索広告の登録画面

拡張テキスト広告との違い

拡張テキスト広告との違いについて一覧化すると以下の通りです。

観点 レスポンシブ検索広告 拡張テキスト広告
表示されるタイトル 半角30文字(全角15文字)×3 半角30文字(全角15文字)×2
登録できるタイトル 半角30文字(全角15文字)×最大15種類 上記と同様
表示される詳細文 半角90文字(全角45文字)×2 半角80文字(全角40文字)×1
登録できる詳細文 半角90文字(全角45文字)×最大4種類 上記と同様

 

上記の通り、レスポンシブ検索広告では表示される広告文以上の広告パターンを登録しておく必要があります。

これにより、検索クエリに応じて最適な広告文が自動作成されるというわけです。

ただし、どんな広告文が良いのかについては実運用を通して最適化が進むため、登録した広告訴求パーツの種類が多いほど、また広告の掲載ボリュームが少ないほど最適化にも時間を要することが想定されます。

複数バリエーションを用意する場合はそれなりの手間もかかりますが、広告文で訴求できる文字数がタイトルおよび詳細文双方で飛躍的に増加するため、導入のメリットは大きそうですね。

広告登録時のポイント

広告効果向上のためには、以下について留意しながら広告文を登録する事が必要となります。

  • タイトルと詳細文は任意の順序で表示されるため、それぞれ単体で意味の通る文章とする
  • 最低でも1つのキーワードをタイトルに含めて、ターゲットとするキーワードに関連するタイトルを作成する
  • 検索クエリに応じて作成される広告のバリエーションを増やすため、なるべく類似しない複数のタイトルを登録する

日本でのリリースはいつ?

残念ながら2018年5月8日時点において、日本ではまだ本機能はリリースされておらず、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語限定の一部アカウント限定のベータ版機能となっています。

ただし、海外でリリースされた機能はこれまでも遅かれ早かれ日本でも導入されているため、日本でも2018年中にリリースされる可能性は高いと個人的には考えています。

その時に慌てないためにも機能の詳細について事前に十分キャッチアップしておきましょう。

所感

これまで広告文は複数個の広告文を登録し、ABテストを繰り返しながら最適化するというのが一般的な流れでした。

今回の新フォーマットリリースに伴い、訴求パーツを複数個登録しておくことでこれまでよりも複数のバリエーションの広告文のABテストを実行できる環境が整ったということになります。

仮にタイトル15種類、詳細文4種類を登録した場合、作成される広告のパターンは何と32,760通り(15×14×13×4×3通り)にもなります。

これまでの拡張テキスト広告では到底対応できないですよね。

以前、以下の記事でもABテストの考え方について紹介させていただきましたが、Googleの考える「最適な広告文」が広告主にとっても有益なものであるならば、本機能を活用しない手はないと考えています。

[blogcard url="https://adliticslabo.com/abtest/137/"]

便利な機能はどんどん使い、技術に寄り添いながらより良い広告を目指しましょう。

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